気になる一冊
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三日坊主でもいい?『あきれるほど小さい習慣』が教える意外な続け方

メモ屋
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「今日から毎日30分やる!」

夜。

男性が机に座ります。

新品のノート。

新品のペン。

英語の参考書。

準備は完璧です。

「今日から毎日30分、絶対に勉強する」

1日目。

30分やりました。

2日目。

少し眠かったけれど、なんとか終了。

3日目。

帰宅したのは夜11時。

男性は参考書を見ます。

「今日は疲れたから、明日やろう」

翌日。

参考書は開きません。

その翌日も開きません。

気づけば一週間。

男性がつぶやきます。

「やっぱり俺、三日坊主なんだよな……」

問題は、

意志が弱いことなのでしょうか?

※本記事は、書籍の内容をもとに筆者の個人的な感想や解釈を交えて紹介しています。詳しい内容については実際の書籍をご確認ください。

目標が大きすぎるのかもしれない

『あきれるほど小さい習慣』で著者・古川武士さんが勧めるのは、

目標をもっと小さくすることです。

30分勉強する。

ではありません。

テキストを開く。

これだけ。

男性なら、

机に座って参考書を開いた時点で、

今日の目標は達成です。

「え、それだけ?」

それだけです。

片づけなら、

ゴミを1個捨てる。

読書なら、

1ページ読む。

運動なら、

1分だけ動く。

拍子抜けするほど小さい。

でも、

それには理由があります。

習慣は、

やる気のある日に続けるものではありません。

やる気のない日にも続けるものだからです。

休んだ日は「失敗」ではない

水曜日。

男性は参考書を開きました。

木曜日。

残業で帰宅は深夜。

そのまま寝ました。

翌朝。

「昨日できなかった……」

ここで、

いつもの三日坊主なら終了です。

一日休んだだけなのに、

なぜか全部失敗した気になります。

でもこの本には、

「再開する」

という考え方があります。

昨日できなかったなら、

今日また小さく始めればいい。

参考書を開く。

1ページ読む。

それで再開です。

習慣で本当に怖いのは、

一日休むことではありません。

「もう失敗したからいいや」と、そのまま戻らなくなることです。

一番やる気のない自分に合わせる

習慣を決めるとき、

僕たちは元気な自分を基準にします。

「毎朝5キロ走る」

「毎日1時間勉強する」

「寝る前に30分読書する」

決めた瞬間は、

どれもできそうです。

でも数日後。

仕事でクタクタ。

雨も降っている。

眠い。

そんな自分が現れます。

だから最初から、

その日に合わせておく。

運動なら1分。

読書なら1ページ。

片づけならゴミ1個。

勉強ならテキストを開く。

基準にするのは、

絶好調の自分ではなく、一番何もしたくない日の自分。

その自分でもできるくらい小さければ、

疲れていても、

忙しくても、

やる気がなくても、

「今日は無理」がずっと少なくなります。

小さすぎても意味はある

ここで疑問が出ます。

「1ページ読んで何になるの?」

もちろん、

1ページだけで資格には受かりません。

1分運動しただけで、

急に体が鍛えられるわけでもありません。

でも、

この小ささはゴールではありません。

入口です。

1ページ読む。

次の日も読む。

慣れてきたら、

2ページになる。

5ページになる。

気づけば、

普通に読めるようになる。

最初から大きな習慣を作るのではなく、

小さく作って、あとから育てる。

これなら、

最初の一歩で力尽きにくくなります。

最後に

夜。

男性が参考書を開きます。

妻が横からのぞきます。

「今日は何分やるの?」

男性は答えます。

「今日は開くだけ」

「それ、勉強って言う?」

「……たぶん」

参考書を開く。

せっかくなので、

1ページだけ読む。

すると、

もう1ページくらいなら読めそうです。

結局、

10分ほど勉強しました。

翌日も、

目標は同じです。

「参考書を開く」

少しあきれるくらいでいいのかもしれません。

毎日1時間を目標にして、

三日でゼロになるより、

毎日「開くだけ」のほうが、意外と先まで進みます。

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