心が疲れたとき読みたい本5冊――頑張ることに疲れたあなたへ。少し心が軽くなる本を集めました。
はじめに

仕事で気を遣い、人間関係で悩み、家に帰ってからも考え事が止まらない。
「今日は何もしたくない……」
そんな日もありますよね。
でも、疲れているときほど「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまうもの。
そんなときは、頑張り方を教えてくれる本よりも、頑張らなくてもいい理由を教えてくれる本が役に立つかもしれません。
心が少し軽くなる、そんな5冊をご紹介します。
※本記事は、書籍の内容をもとに筆者の個人的な感想や解釈を交えて紹介しています。詳しい内容については実際の書籍をご確認ください。
職場ですり減らないための34の「やめる」|片田智也
「仕事が終わったのに、どうして心は残業しているんだろう?」
上司の何気ない一言が気になったり、同僚の機嫌をうかがったり。
仕事そのものより、仕事中の人間関係に疲れてしまうことってありますよね。
この本が教えてくれるのは、もっと頑張る方法ではありません。
自分を疲れさせている考え方を「やめる」方法です。
職場のすべてを変えることはできなくても、自分の心の守り方は変えられる。
会社を辞める前に、まずは疲れる習慣をやめてみませんか?

人間関係に「線を引く」レッスン|藤野智哉
「いい人でいようとしたら、自分にだけ優しくできなくなった。」
頼まれると断れない。
相手が不機嫌だと、自分が何か悪いことをしたのかと考えてしまう。
そんな人に知ってほしいのが、自分と他人の間に「線を引く」という考え方です。
相手を大切にすることと、相手の問題まで背負うことは別の話。
優しい人ほど、知らないうちに他人の荷物まで持ってしまうものです。
人間関係を壊さずに、自分の心も守りたい人におすすめの一冊です。

「怠惰」なんて存在しない|デヴォン・プライス
「何もしていないのに、なぜか疲れている。そして、休んでいる自分にまで腹が立つ。」
休日なのに仕事のことが気になる。
何もしない一日を過ごすと、時間を無駄にしたような気がする。
そんな人に、この本は少し意外なことを教えてくれます。
怠けているように見える人も、本人には見えない事情や疲れを抱えているかもしれない。
そもそも、人間の価値はどれだけ働いたかで決まるのでしょうか?
休むことにまで努力が必要になってしまった人に、読んでほしい一冊です。

考えすぎてしまうあなたへ|グウェンドリン・スミス
「上司に『ちょっと話がある』と言われただけで、頭の中ではもう退職している。」
まだ何も起きていないのに、最悪の結末ばかり想像してしまう。
相手の何気ない一言を、何日も引きずってしまう。
そんな「考えすぎ」に悩む人のための本です。
不安を無理やり消そうとするのではなく、自分の考え方のクセに気づき、整理していく方法を教えてくれます。
まだ起きてもいない出来事で、何度も疲れてしまう人におすすめです。

放っておく力|枡野俊明
「他人の問題まで心配していたら、自分の人生が後回しになっていた。」
あの人はどうしてあんなことを言ったのか。
せっかく親切にしたのに、どうして感謝してくれないのか。
気にし始めたら、きりがありません。
この本が教えてくれるのは、そんな出来事を上手に「放っておく」考え方です。
何でも気にしない冷たい人になるのではなく、自分ではどうにもできないことに振り回されない。
人のことを考えすぎて、自分のことを忘れてしまう人におすすめの一冊です。

最後に

頑張ることを、少し休んでみる
仕事を頑張る。
人に優しくする。
失敗しないように考える。
どれも大切なことです。
でも、それを毎日、何もかも完璧にやろうとしたら、疲れてしまうのも当然かもしれません。
今回紹介した5冊に共通しているのは、何かを増やすのではなく、余計なものを手放すという考え方。
人生を楽にするために、もっと頑張る必要はないのかもしれません。
そもそも、頑張りすぎて疲れた人に「もっと頑張れ」と言うのは、なかなか無理な注文です。
