気になる一冊
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人生に迷った男が、世界の果てのカフェで見つけたもの『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』

メモ屋
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「このままでいいのか」と思った時に現れる、不思議なカフェ

「毎日、ちゃんと働いている」

「生活も大きく困っていない」

それなのに、ふとした瞬間に、

「自分は本当に、このままでいいのかな?」

と思うことがあります。

仕事をして、家に帰って、また次の日が始まる。

そんな日々を繰り返していると、

「何か新しいことを始めたい」

「自分が本当にやりたいことを見つけたい」

と思う人も少なくありません。

でも、ここで困るのが、

「じゃあ何がしたいの?」

と聞かれた瞬間です。

「……それが分からないから悩んでいるんだけど」

となってしまいます。

ジョン・ストレルキー氏の『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』は、そんな迷いを抱えた主人公の物語です。

主人公のジョンは、人生に疲れ、車で旅をしている途中に道に迷います。

そこで偶然見つけたのが、

「世界の果てのカフェ」

という不思議な店でした。

「こんな何もない場所にカフェ?」

そう思いながら店に入ったジョン。

しかし、その店のメニューを開いて驚きます。

そこに書かれていたのは、

料理の名前ではありません。

「あなたは、なぜここにいるのか?」

という人生への質問でした。

※本記事は、書籍の内容をもとに筆者の個人的な感想や解釈を交えて紹介しています。詳しい内容については実際の書籍をご確認ください。

「何をするか」より先に、「なぜするのか」を考える

この本で一番印象に残る考え方があります。

それは、

人生で大切なのは、何をするかではなく、なぜそれをするのかを知ること

という考え方です。

僕たちは普段、

「どんな仕事に就くか?」

「いくら稼ぐか?」

「どんな肩書きを持つか?」

を考えがちです。

もちろん、それも大切です。

でも、本当に大事なのはその先です。

例えば、

「お金持ちになりたい」

と思った時。

本当に欲しいものは、お金そのものではないかもしれません。

「家族との時間が欲しい」

「自由に旅行したい」

「好きなことに挑戦したい」

そのための手段として、お金を求めている場合もあります。

カフェの店員はジョンに問いかけます。

「もし、何の制限もなかったら、あなたは何をしたいですか?」

この質問は簡単そうで、意外と答えられません。

なぜなら、多くの人は、

「できること」

から考える癖がついているからです。

でも本書は、

「本当は何を望んでいるのか?」

を先に考えてみようと伝えます。

やりたいことは、どこか遠くに落ちている宝物ではなく、自分の中にあるものに気づくことなのかもしれません。

世界中で読まれた理由は「答え」ではなく「質問」をくれるから

この本が印象的なのは、人生を成功させる方法を教える本ではないところです。

普通なら、

「夢をかなえる方法」

「目標達成のコツ」

を紹介しそうなテーマです。

しかし、この本が描いているのは、

成功するための方法ではありません。

自分自身の人生について、もう一度考え直すきっかけになる物語です。

著者のジョン・ストレルキー氏自身も、以前は忙しい生活を送りながら、

「このままでいいのだろうか?」

という疑問を抱えていました。

その後、旅に出た経験から本書が生まれています。

つまり、この物語を書いた人も、最初から人生の答えを知っていたわけではありません。

迷った経験があるからこそ、

「人生に迷う主人公」

を自然に描けたのではないでしょうか?

そして、この本を読んだ人にも同じような変化が起こります。

読み終わった後、

「結局、自分のやりたいことは何だろう?」

と、自分自身に問いかけたくなる。

本を閉じたのに、頭の中では続きを読んでいるような感覚になります。

最後に

人生に迷った時、人はよく答えを探します。

「何をすれば成功できるのか?」

「どんな選択をすれば後悔しないのか?」

と。

もちろん、そうした情報を集めることは大切です。

でも、たくさんの答えを集めても、

「自分は本当は何を望んでいるのか?」

という問いに向き合わなければ、いつまでも迷い続けるのかもしれません。

世界の果てのカフェが教えてくれるのは、人生の正解ではありません。

自分自身に、

「本当にこの道を歩きたいのか?」

と問いかける時間です。

もしかすると人生で迷う理由は、道が見つからないからではなく、

自分がどこへ向かいたいのかを考える前に、正しい道ばかり探してしまうからなのかもしれません。

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